不況業種で小さな会社が生き残るヒント

取締役 佐藤康二

借金3.7億円に2.4億円の累損を抱え、いきなり6億円のマイナスからスタートした生コンクリート製造販売会社の再生への道のりです。

会社概要

  • 社名:三竹生コンクリート株式会社(愛知県豊田市扶桑町)
  • 代表者:代表取締役 村山雄司 氏
  • 業種:生コンクリート製造販売
  • 設立:昭和56年4月
  • 資本金:3,500万円
  • スタッフ:15名

概要

親父から継いだ会社の借金3.7億円、さらに2.4億円の累損を抱え、いきなり6億円のマイナスからスタートした後継者。継いだ会社は不況業種の代表銘柄である建設業界を顧客にする「生コンクリート製造販売業」。この厳しい経営環境にも負けず、徹底した顧客サービスと、社員の知恵と行動を引き出す経営手腕で「黒字経営」と「怒涛の返済」を続け、ついにはメインバンクから講師に呼ばれるまでになりました。
いまなお再生の途上ではありますが、社長を継いで以来、試行錯誤で歩んできた「学ぶ社長」の経営再生術を紐解き、厳しい経営環境での生き残りのヒントを探ります。

PDFファイル収録内容 [A4:8ページ]

< 目次 >

  • ■マイナス6億円からのスタート
    -「破たん懸念先」から「黒字経営」定着でメインバンクから講演に呼ばれるまでに-
  • ■不況業界で生き残るために
    -レッドオーシャンを抜け出せるか-
  • ■「黒字経営・怒涛の返済」のヒミツ1
    -何をやるか、何に絞るかの意思決定力-
    • (1)老朽化した設備
    • (2)少量少額のお客様をメインに
    • (3)「あれもこれも」を捨てられるか
  • ■「黒字経営・怒涛の返済」のヒミツ2
    -ハードではなくソフトで差をつけよう! 社員を巻き込み、お客様の評価を高める-
    • (1)硬い業界だけどソフトで勝負
      • ・引き取りのカウンター席で待ち時間を快適に
      • ・ブルーシートの小さな配慮が大きな信頼を生む
      • ・ライバルはディズニーランド
    • (2)やさしさと親切
    • (3)社員同士の褒め合う習慣
  • ■「黒字経営・怒涛の返済」のヒミツ3
    -社長が学び、社内で実践。外に出るための権限移譲で社内を鍛える-
    • (1)社長自ら学ぶ、学び続ける
    • (2)権限移譲で社内も鍛えられる
  • ■まとめ
    -学び続ける経営者が生き残る-

不況業種で小さな会社が生き残るヒント

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