学会向けビジョン構築コンサルテーション 導入事例

【導入の経緯】
社団法人日本鋳造工学会の木村博彦会長より、鋳造工学会ビジョン作成のご依頼をいただき、半年間にわたり学会ビジョン構築のご支援をさせていただきました。
「新技術開発」および「人材の確保と育成」を柱に、資源枯渇や少子高齢化問題などに代表される「成長の限界」説や地球環境問題などを意識した内容を盛り込むことでプロジェクトはスタートしました。

学会概要

・団体名社団法人日本鋳造工学会
・所在地〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目12番13号
・設立1932年
・会員数約3,300名(2009年3月時点)
・活動内容社団法人日本鋳造学会様は、文部科学省の認可を受けている鋳造に関する学術団体です。創立以来75年以上の歴史の中で、産・官・学が一体となって進めてきた活発な研究活動や技術の交流、普及を通じて、日本の鋳造に関する学問、技術の進歩・向上と、それに伴う鋳造業界の発展に大きく貢献してきました。先端技術開発の波に乗り、その活動は、新素材部品の鋳造、ニアネットシェープ鋳造法の発展をもとに、航空、宇宙、原子力、コンピュータ産業にまで進出、拡大しており、さらに大きな飛躍を目指しています。

ビジョン構築の内容

StepThemeContent
Step
1
現状把握
  • 鋳造関連工場の現地視察
  • 各支部等との意見交換会

  • (全国8支部、編集部、計12回のミーティング)
    Step
    2
    現状分析
  • 各支部から出た意見のデータベース化
  • キーワードによるグルーピング(現状と課題)
  • Step
    3
    ビジョン体系の確定
  • フレームワークの確定
  • Step
    4
    基本理念の作成
  • 使命、基本方針、行動指針
  • Step
    5
    現状のまとめ
  • 意見交換会のまとめ
  • 二次ソース(業界専門誌、論文、統計データ等)
  • Step
    6
    ありたい姿
    の構築
  • 学会活動に関するビジョン
  • 学会活動を支える組織・情報システムのビジョン
  • Step
    7
    戦略課題の設定
  • 戦略課題、プロジェクト、達成イメージ、課題設定理由、課題設定にかかわった前提条件・意見の整理
  • Step
    8
    戦略課題ツリーの作成
  • ビジョン→基本方針→戦略課題→プロジェクト関連性
  • Step
    9
    巻頭の言葉作成
  • 背景とビジョン骨子のまとめ
  • Step
    10
    名誉会員と
    ミーティング
  • 名誉会員のアドバイスを元に最終調整
  • Step
    11
    学会ビジョンの学会誌掲載
  • 学会誌を通して一般会員から学会ビジョンについての意見を聴取している
  • Step
    12
    ロードマップ
    作成
  • 各委員会が戦略課題ごとにロードマップを作成している
  • Step
    13
    正式発表
  • 2009年10月の秋季大会で正式発表予定
  • ビジョン構築コンサルテーションについて、ご興味のある方は、
    お問合せフォーム、または03-3662-6101(代表)までお気軽にご連絡ください。

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