人事制度改革のヒアリング及び
人事評価委員会運営コンサルテーション 導入事例

【導入の経緯】
当クライアント様は、昨年に事業承継を実施して新社長に世代交代した。
新社長は、創業者とは異なるカラーを打ち出すことが自らの使命と考えた。
従業員と合意形成を図りながら組織改革に取り組みたいと希望され、経営ビジョンへの貢献度を重視した評価制度改革と賃金制度改革を依頼された。
まずは1日間かけて、経営幹部の方にヒアリングを実施し、課題と方向付けを報告することになった。
課題として、全社的な人事制度の周知徹底、考課者・被考課者のスキルアップが挙げられた。社長を中心とした人事評価委員会を立ち上げて、3ヶ月間の人事考課表の見直しを実施した。
新人事評価制度を全社発表した後、夏と冬、年2回の評価の時期に合わせて考課者訓練と被考課者訓練を実施し、制度の定着を図った。

会社概要

・会社名W社
・所在地静岡県
・従業員数150名

実施内容(対象者:経営幹部)

  • 人事制度改革のヒアリング
    • ・人事評価制度の現状と問題点の確認
    • ・賃金制度の現状と問題点の確認
    • ・能力開発体系の現状と問題点の確認
    • ・経営ビジョンと計画推進
    • ・経営幹部としての期待役割と貢献意欲について
  • 人事評価委員会運営コンサルテーション
    • ・人事評価委員会メンバーの任命
    • ・人事評価制度勉強会
    • ・人事制度の問題点共有
    • ・役割等級制度の見直し
    • ・人事考課表見直しと評価基準のすり合わせ
    • ・処遇制度の見直し
    • ・考課者・被考課者訓練の実施

◆特徴

  • 社長が考える組織改革について、ヒアリングと報告会の中でコンセンサスを形成した。
  • 報告会のコンセンサスと改善の方向付けに基づいて、制度改革を行った結果、スムーズに人事制度の定着を図ることができた。

組織の制度改革案件の増加

当該案件と同様の事例が近年増加している。
業種・業界問わず、事業のバトンタッチのタイミングで、経営資源「人」についての考え方・姿勢を明確に打ち出すことが事業承継の円滑化に必要であることの現れといえるだろう。

人事制度改革のヒアリング及び人事評価委員会運営コンサルテーションについて、ご興味のある方は、
お問合せフォーム、または03-3662-6101(代表)までお気軽にご連絡ください。

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