株式会社ショービ様 社長インタビュー
3年で600%成長を実現する成長戦略策定と人づくり

事業概要(会社の歴史や事業展開など)

1994年、寝具の訪問販売事業会社として設立。その後、家具や雑貨を扱うインテリア・ショップをオープンさせ、2006年当時日本でも、まだあまり知られていなかった「クロックス」を扱い、大ヒット。
現在、多店舗展開というビジョン達成に向けて邁進中。浜松を中心に17店舗、105名のスタッフとともに展開している。

企業概要

・会社名株式会社ショービ
・設立1994年
・所在地静岡県浜松市東区植松町1475-18
・年商10億円(2009年)
・業種小売業(「クロックス」の専門店、インテリア雑貨の販売)

二村社長インタビュー

−2つの柱を中心とした店舗運営

MEL楠: ショービ様社長 ショービ様は現在、インテリアショップの「LOVER'S ROOM」とシューズ・サンダルで有名な「クロックス」専門店の2つを柱に店舗ビジネスを展開されていますね。
まずは、「LOVER'S ROOM」をオープンしたきっかけを教えてください。
二村社長: はい、もともとは寝具店になろうとしました。しかし先行き不透明で事業を継続していくことは大変だと思い、家具やインテリア雑貨も扱う店にしようと考えました。訪問販売中心の寝具事業から多角化展開するにあたり、実店舗を構えて商売をしたいという思いと、かねてからの夢を実現したいという考えがありました。
また別事業を行うことで、若手の活躍の場を広げたいという思いもありました。ちょうどよいタイミングで浜松の街中の一等地で物件が見つかったこともありますね。
MEL楠: 次に、クロックス専門店をオープンしたきっかけを教えてください。
二村社長: わが社の三浦役員より、当時日本でまだ販売されていなかった魅力的なクロックスについて「他社に先駆けて『クロックス』を取り扱いたい。また販売方法も、社員旅行で訪れたハワイでのワゴンによる販売方法を日本でも導入したい」という提案がありました。
そこでまず、LOVER'S ROOMで取り扱いを始めたところ、普段は同じものがあまり沢山売れる業態ではないにもかかわらず、クロックスに関しては一定以上の販売数が確保できました。
現在では、全国の「イオン」や「ららぽーと」などのショッピングモールに出店しながら多店舗展開を行っています。

LOVER'S ROOMとクロックス

−エム・イー・エルを知ったきっかけとコンサルティング導入の経緯

MEL楠: 弊社を知ったきっかけは、浜松信用金庫様主催の研修ですよね。
二村社長: そうですね。はましん経営塾の「経営シミュレーション研修」セミナーと、安田先生が担当された「行動基準作成研修」を受講したことがきっかけでした。第一印象として、面白く分かりやすいと感じました。
MEL楠: ありがとうございます。安田もきっと喜びます。
ショービ様は、この時期には既に急成長をされていましたよね。
二村社長: はい、当時、わが社は、急速に業況拡大が進んでいました。しかし一方で、「これでいいのか?このままの方法でいいのか?」という不安があったのも事実です。確かな実績を持つ第三者の専門家に、経営の基本的な考え方や進め方を教えてもらおうと思っていました。
そして安田先生と楠さんとの良い出会いもあり、まず店長リーダー研修を5回コースでお願いしたのです。
結果、今よりもっと成長したいという意欲のある幹部社員へのOFF-JT機会となり、勢いだけでなく、考えるという変化がおきてきました。がむしゃらにやってきたことが実は経営の定石と一致していたという確信を得ることができ、さらに成長を加速することが出来ました。
MEL楠: 実際に、弊社のコンサルティング導入もあり、社員の方々のモチベーションも上がり、組織全体が活気づいた感じがしますね。実際、どうでしょうか?導入の流れも含めて教えてください。
二村社長: 確かにそうですね。まずコンサルティング導入の流れは、経営理念と行動指針を明確化し、中期の経営計画をエム・イー・エルさんと共同で幹部社員と策定しました。その結果、計画通りに多店舗展開も順調に推移しており、売上も伸長しています。幹部社員に売上や利益の目標管理をしてもらい、自発的にビジョンに向けて取り組む仕組みが出来ました。新卒採用を含めた次世代の人材育成も積極的に進めています。
MEL楠: 今後も、ショービ様のさらなる発展に向けて引き続き支援をさせていただきます。二村社長、お忙しい中、貴重なお時間を割いていただきましてありがとうございました。

導入実績:ショービ様コンサルテーションの流れ

  • 【1年目(2009年2月〜)】
    • 店長リーダー研修:社長と役員を含めた現店長と副店長クラスの方を対象に店舗オペレーションに求められるマネジメント能力の開発を実施。
    • トップマネジメント研修:幹部社員を中心に企業経営に求められるスキルやマインドを醸成しつつ、3年後のあるべき姿を経営ビジョンとしてまとめ、戦略課題を抽出した後計画化を行った。
  • 【2年目以降(2010年〜)】
    • 中期経営計画の達成に向けて、業績と戦略課題の進捗管理を行う。
    • 組織体制の整備を行い、それに伴う社内の能力開発を順次進めていく。

店長リーダー研修風景

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