石黒重光を囲む会報告
「平成22年度の経営課題と対応策」
2009年12月2日(火)、静岡県浜松市「グランドホテル浜松」において、「石黒重光を囲む会〜平成22年度の経営課題と対応策〜」を開催いたしました。
当日は、満員御礼の50名様のご参加をいただきました。ありがとうございました。
第1部は「2010年の展望と課題」、「指揮官陣頭と基本回帰」、という2つのテーマで石黒が講演しました。
第2部は石黒と参加者の皆様で懇談会を行い、来年の経営課題と対応策について、活発な質疑応答と意見交換を行いました。
来年以降も開催を継続していく予定ですので、今回ご参加いただけなかった方も、ぜひご参加ください。
以下は、講演内容となっております。
講演内容
- 第1講【2010年の展望と課題】
- 1.アメリカ発の金融危機
- 2.日本の影響力の低下(1)
- 3.日本の影響力の低下(2)
- 4.景気は循環する
- 5.景気指標を読む(1.個人消費 2.投資 3.貿易)
- 6.物価の安定は経済の安定につながる
- 7.民主党のマニフェスト
- 8.2010年の展望(日本経済の展望)
- 9.世界経済の見通し
- 第2講【指揮官陣頭と基本回帰】
- ■指揮官陣頭
「トップの熱意」は社内で最高か? - トップの汗と知恵の量によって課題が成功するかどうかが決まる。
・トップの熱意が周囲を動かす。
トップの熱意は社内最高でなければならない。 - 社内を動かす特効薬などはない。
・トップがその言動で見本を示す。
・トップが動くから社員が動く。 - 経営は人を通じて結果を出す
- トップは時間の許す限り、社員をはじめ関係者と話をしているか。
- トップは話を聞くために、相手の所に出向いているか。
- トップが報告を待っているだけで現場の実態と遊離していないか。
- この不況期は社員の潜在力を最大発揮させる好機ととらえているか。
- ■基本回帰
- 既存顧客のシェアを維持、拡大する。
- キャッシュをしっかり管理する。
- 在庫の見直しと、売掛金を減らす。
- コストダウンの徹底と価格を見直す。
- 不採算事業を見直し整理する。
- 投資計画を見直し不急不要案件は先送りする。
- 最悪のシナリオに備える。
- 一層の業務効率化、組織のスリム化を図る。
- コア人材を育成し活用する。
- 将来の景気回復に備える。
【セミナー当日のアンケートより一部抜粋】
- 率先垂範も程度問題があるのかと感じました。やり過ぎると、トップ・幹部としての仕事が出来なくなる面があると思います。
- 3つの変化の中で特に「ものさしの変化」を再設定したい。
- 経済不況の今こそ、基本に戻って三現主義に基づき、経営を行っていかなければいけないことを再認識した。
- 「ルーティンの見直し」成長している企業の取り組んでいる「ルーティン」を勉強してみたいと思いました。
- 2010年の展望についてもう少しお話を聞かせて欲しいです。
- こんな時代だからこそ「人」対「人」、ハートの問題が業績に影響するものと更に強く感じました。
- 石黒会長の元気・気概に勇気を頂きました。これからもご指導よろしくお願い申し上げます。
【当日の講演会風景】