はじめに

事業承継は経営者の最後の大仕事

事業承継といえば、まず、相続や納税などおカネに関する対策が論じられます。
もちろんそれも重要なことですが、多くの経営者がついつい後回しにしてしまうのが「経営」そのものの引き継ぎ対策ではないでしょうか?

事業承継とは、まさしく「会社経営・組織経営」を後継者へ引き継ぐということです。
それは、親族間だけの問題ではなく、社員の方々やその家族にとっても大きな転換期です。
企業文化、組織づくりはもちろん、社会的信用にも大きく影響します。

  • ・お客様、得意先は安心しますか?
  • ・取引業者・協力業者は心配していませんか?
  • ・金融機関は事業の継続性に不安を持っていませんか?
  • ・地域社会で引き続き貢献できますか?

いま、経営者・後継者がやるべきことは企業経営を承継できる体制を考えること、
すなわち将来の企業経営の枠組みを考えることです。
そのための後継者育成、組織づくりを私たちは応援します。

バトンタッチの難しさ

例えば、経営者と後継者でこんなギャップはありませんか?

  • 【ギャップ1:事業承継への思い】
  • ・会社なんか継がずにそのまま会社員を続けたい・・・そう考える後継者。
  • ・どうしても継がせたいが後継者にその気があまりなさそうだ・・・と悩む経営者。
  • 【ギャップ2:社員との信頼関係】
  • ・先代の色が濃くて、古参幹部たちは自分についてきてくれるだろうか・・・そう心配する後継者。
  • ・古参幹部と後継者はうまく信頼関係を築けるだろうか・・・不安が募る経営者。
  • 【ギャップ3:会社の方向性や価値観】
  • ・先代がやれなかった大きなことをやってやる・・・そう意気込んでいる後継者。
  • ・自分の価値観、経営ビジョンを踏襲してほしい・・・そう願う経営者。

「経営」への思いは、会社への思い、仕事への思い、そして人への思いです。
私たちは、『事業承継=新たな未来づくり(経営の引き継ぎ)』と考え、後継者育成はもちろんのこと、組織づくり、人材育成も含めて、経営者から後継者への経営のバトンタッチが円滑にできるようお手伝いします。

MELの事業承継

MELの事業承継の特徴

  • ・「実践力」を徹底して鍛えます。
    (後継者の経営力強化)
  • ・「現場が動く」組織開発型で展開します。
    (社員を巻き込む全員経営の推進)
  • ・セミナーでは、多種多様な受講者同士の建設的な議論が行われます。
    (同じ後継者という心のつながりを醸成)

MELの事業承継プログラム体系

  • ・事業承継はじめてセミナー
  • ・事業承継公開セミナー
  • ・事業承継コンサルティング

MEL事業承継プログラム体系

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事業承継10年計画書 ※ダウンロードできます

事業承継は単にトップを入れ替えて終わりというものではありません。
先代社長を支えてきた旧来の幹部陣が交代したり、新社長が会社を動かすようになるのだという意識が社員に浸透するのにも時間がかかります。

事業承継は長期プロジェクトです。
最低でも10年はかかると考えておいたほうがよいでしょう。

MELにおける事業承継プロジェクトは、
「経営理念」という軸と、そこから広がる4つの葉(「未来づくり(ビジョン・戦略)」、「組織づくり(組織・人財)」、「習慣づくり(実行・フォロー)」、「財産づくり(財務)」)を基本的な考え方としています(クローバー・マネジメント)。

事業承継プロジェクトは、まず「経営理念」について、経営者が思うところを文章にまとめることからスタートします。 続いて「未来づくり」、「組織づくり」、「習慣づくり」、「財産づくり」について、会社の今の状況と今後のあり方を念頭に置きながら考えていき、 「事業承継10年計画書」にまとめていきます。 これを作成することにより、10年かけて進める事業承継全体の見通しが明らかになります。

「事業承継10年計画書」、および、「クローバー・マネジメント」については、弊社 石黒仁司「社長!後継ぎは結局身内がイチバンです」にて、 詳しく述べているのでぜひご参照ください。

事業承継10年計画書画像

事業承継10年計画書ダウンロード

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